公開日: 2026-10-06 / 更新日: 2026-10-06 / カテゴリ: 取引先へのメール

打ち合わせ後のお礼メール例文3つ|決まったこと・まだ決まっていないこと・次にすることを書き分ける(フリーランス)

打ち合わせのお礼メールは、1文目でお礼を言い、話した内容を「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること(誰が・いつまでに)」の3つに分けて並べ、「認識に違いがあればお知らせください」で締めます。AIにメモを貼って頼むだけだと、3回とも決まったことと承認待ちの予定が1つの箇条書きに混ざりました(Claudeの無料版の標準モデルで試した結果つき、ChatGPTは未確認)。

打ち合わせのお礼メールの例文3通り

こんなとき使う例文
初めて話を聞いた。まだ依頼は決まっておらず、決まったのは「見積もりを送る」くらい1. 初回の顔合わせの後
本数・納期などは話がついたが、料金や修正の回数は後日。口頭で決まったことを文字で残したい2. 条件が一部決まった後
こちらが送るものと、相手からの返事待ちのものが混ざっている3. 宿題を持ち帰ったとき
条件がそろい、依頼を正式に引き受ける依頼を引き受けるメールの例文を使う

会社名・日付は例です。自分のメモとカレンダーの日付に置き換えてください。

1. 初回の顔合わせの後(まだ依頼の前)

Web制作のフリーランスが、紹介を受けたD社の田中様から、コーポレートサイトの作り直しについて初めて話を聞いた例です。決まったのは「見積もりを10月16日までに送る」ことだけで、ページ数や公開の時期はまだ決まっていません。

件名:本日のお打ち合わせのお礼(コーポレートサイトの件)

D社
田中様

お世話になっております。〇〇です。
本日は、コーポレートサイトの作り直しについてお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

本日うかがった内容をもとに、お見積もりを10月16日までにお送りします。
ページ数や公開の時期など、まだ決まっていない点は、お見積もりをお送りするときにあらためてうかがいます。

私の聞き違いがありましたら、お見積もりの前にお知らせいただけると助かります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

〇〇(署名)

まだ依頼の前なので、「ご依頼いただき」「お任せいただき」とは書きません。決まったことが1つだけなら、3つの見出しを立てずに文で書く方が、押しの強さが出ません。まだ決まっていないことにも、いつ話すか(見積もりを送るとき)を添えておくと、相手は返事を急かされたと受け取りにくくなります。

2. 条件が一部決まった後に、決まったことを書き残す

デザインのフリーランスが、E社の佐藤様と毎月のバナー制作について打ち合わせをした例です。点数・サイズ・納品日は話がつきましたが、1点あたりの料金は佐藤様が社内で確認中で、修正の回数は料金とあわせて決めることになりました。

件名:本日のお打ち合わせのお礼と、決まったことの確認(バナー制作の件)

E社
佐藤様

お世話になっております。〇〇です。
本日は、バナー制作の件でお時間をいただき、ありがとうございました。
口頭でうかがった内容を、念のため書き残しておきます。

■決まったこと
・バナーは毎月4点、サイズは2種類
・納品は毎月20日

■まだ決まっていないこと
・1点あたりの料金(佐藤様が社内でご確認中)
・修正の回数(料金のご連絡をいただいたときに、あわせて決めさせてください)

■次にすること
・〇〇:これまでの制作例を、10月9日までにお送りします
・佐藤様:1点あたりの料金のご連絡(10月16日まで)

私の認識に違いがありましたら、お知らせください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

〇〇(署名)

「念のため書き残しておきます」は、相手を疑うのではなく、自分が後で読み返すために残す、という書き方です。料金と修正の回数は、こちらから数字を出さずに「まだ決まっていないこと」に入れます。修正の回数には、誰が・いつ決めるかを括弧で添えます。「あらためてご相談させてください」だけだと、決める時期が空いたまま仕事が始まりかねません。

3. 宿題を持ち帰ったとき(誰が・いつまでに)

Webライターが、C社の山本様と、C社が運営する採用情報サイトの記事執筆について、10月6日にオンラインで打ち合わせをした例です。まだ正式な依頼の前で、原稿料・修正の回数・開始の月(11月からの予定だが、C社の社内の承認待ち)は決まっていません。こちらは過去の記事のURL3本(10月8日まで)と構成案(10月14日まで)を、山本様はテーマの一覧(10月9日まで)を送ります。

件名:打ち合わせのお礼と決まったことの確認(採用情報サイトの記事執筆)

C社
山本様

お世話になっております。〇〇です。
先日はお忙しいところ、打ち合わせのお時間をいただき、ありがとうございました。
打ち合わせの内容を、次のとおり確認させていただきます。

■決まったこと
・記事は月4本、1本あたり4,000字程度

■まだ決まっていないこと
・1本あたりの原稿料(山本様に社内でご確認いただき、後日ご連絡をいただく)
・修正の回数
・開始の月(11月からのご予定で、貴社内のご承認待ち)

■次にすること
・〇〇:過去に書いた採用分野の記事のURLを3本、10月8日までにお送りする
・山本様:記事のテーマの一覧を、10月9日までにお送りいただく
・〇〇:最初の記事の構成案を、10月14日までにお送りする

私の認識に違いがありましたら、お手数ですがお知らせください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

――――――――
〇〇(氏名)
フリーランスWebライター
メール:〇〇
――――――――

例文1〜3は当サイトが用意したもので、プロンプトを実行した出力そのものではありません(AIが返した文面は、プロンプトの節に手を加えずに載せています)。例文3は、下のプロンプトの記入済みの例と同じ打ち合わせです。メモでは「決まったこと」に書いた構成案とテーマの一覧を、「次にすること」へ移しています(中身は同じです)。打ち合わせの当日に送るなら「先日は」を「本日は」に直します。修正の回数は、メモに決め方を書いていないので、決め方も入れていません。分かっていれば、例文2のように括弧で添えます。

試した結果(Claude の無料プランの標準モデル Sonnet 5・2026-09-27・毎回新しい会話で。ChatGPTでは未確認): 例文3と同じ打ち合わせのメモを、走り書きのまま貼って「お礼のメールを書いてください」と頼むだけの形で3回、下のプロンプトで1回頼みました。メモを貼って頼むだけの3回は、3回とも「決まったこと」と「まだ決まっていないこと」を分けず、承認待ちの「11月を予定」を、決まった本数と同じ1つの箇条書きに並べました。ひとりで受けているのに「弊社」が3回中2回(残る1回は「弊方」)、自分の名前が本文にも署名にも無いのが3回ともありました。話していない決定事項・金額・期限の作り話と、誰が送るかの取り違えは3回とも0回でした。下のプロンプトで頼んだ1回は3つに分かれ、「弊社」も入りませんでしたが、「まだ決まっていないこと」の括弧の中身(誰が確認中か・11月からの予定)が落ち、名前も無いままでした。2つの頼み方は、書き方の条件だけでなく渡した材料の整え方も違うので、どちらが効いたのかは切り分けていません。

お礼の後に「決まったこと・まだ・次にすること」を分けて書く

打ち合わせのお礼メールに書くのは、次のことです。上から順に並べれば、例文2・3と同じ形になります。

書くこと書き方避ける書き方
お礼1文目に。何の打ち合わせかを一言入れる(「バナー制作の件で」)お礼だけで終わり、決まったことが残らない
決まったことその場で話がついたことだけ。数字はメモのまま(「4,000字程度」を「4,000字」にしない)「予定」「承認待ち」のものを混ぜる。話していない進め方を足す
まだ決まっていないこと項目の名前と、誰が確認中か・いつ決めるか(分かれば)こちらから金額・回数・日付の案を出す。「あらためてご相談」だけで決める時期が空く
次にすること誰が・何を・いつまでに。自分の分と相手の分を分ける主語の無い「〜をお送りします」。「近日中」「来週中」
確認の一文「私の認識に違いがありましたら、お知らせください」「ご確認のうえご返信ください」と返事を求める
名乗り自分の名前(ひとりで受けているなら「私」)「弊社」「〇〇(会社名)の〇〇です」

メモを3つに分けるのは、書き始める前に自分でやります。走り書きのメモから「話がついた」「持ち帰り」「宿題」を仕分けるところが、このメールの中身のほとんどです。

「予定」「承認待ち」は、まだ決まっていない方に入れる

「11月からの予定だけど、先方の社内の承認待ち」のように、相手が口にした予定でも、承認が済んでいなければ「まだ決まっていないこと」に入れます。「決まったこと」に入れると、承認が下りなかったときに、どちらの勘違いだったのかが分かりにくくなります。予定の中身は、例文3のように括弧で残せば足ります。

確認を頼む一文は、自分の聞き違いを確かめる形にする

どちらも、返事を求める書き方にはしていません。違いが無ければ、相手は返事をしなくて済みます。

依頼の前なら、仕事が決まった言い方をしない

初回の顔合わせや、条件がまだそろっていない段階では、「ご依頼いただき」「お引き受けいたします」「11月からのスタートに向けて」のように、仕事が決まった前提の言い方を避けます。お礼は「お話を聞かせていただき」「お時間をいただき」で言えます。条件がそろって引き受けるときは、別のメールで範囲・回数・納期・支払日を確かめます。

書かない方がよい一文

打ち合わせのお礼メールで入れない方がよいのは、次の一文です。行ごとに、AIの出力か、当サイトが作った例かを書いています。

一文の例書かない理由
「・記事本数:月4本(1本あたり4,000字程度)」と同じ箇条書きに「・開始時期:11月を予定(貴社社内のご承認待ち)」(AIの出力。メモを貼って頼むだけの3回目。決まったことと承認待ちを分けずに並べたのは3回とも)括弧の中では承認待ちと書いていても、決まった本数と同じ並びにあると、どれが決まったことなのかを相手が行ごとに読み分けることになります。「まだ決まっていないこと」の見出しを立てて移します
「・構成案:10月14日までに弊社よりお送りします」(AIの出力。3回目。「弊社」は3回中2回、残る1回は「弊方」)ひとりで受けているのに会社の形で名乗ると、相手が複数人で動く体制だと受け取りかねません。「私から」か、主語を省きます
「11月からのスタートに向けて、まずは構成案をお送りします」(当サイトが作った例。AIは今回0回)承認待ちの開始を前提にした一文です。承認が下りなかったとき、仕事が決まったつもりだったように見えかねません。「10月14日までに構成案をお送りします」だけにします
「このたびはご依頼いただき、ありがとうございます」(当サイトが作った例。AIは今回0回)まだ依頼の前なら、仕事が決まった前提の言い方です。「お時間をいただき」に替えます
「ご提示いただいた金額で進めさせていただきます」(当サイトが作った例。AIは今回0回)金額の話が出ていないのに、決まったことにしてしまいます
「何でもお気軽にご相談ください」(当サイトが作った例。AIは今回0回)範囲の決まっていない約束です。条件が決まる前に、何でも受けるように読まれかねません

空欄を埋めてAIに貼る頼み方

例文を自分の打ち合わせに置き換えるのが手間なときは、【】の中を書き換えて、AIチャットに貼り付けてください(下の文は、AIへの指示文=プロンプトです)。メモを先に「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「私がすること」に分けてから貼るのが要です。日付は自分のメモとカレンダーで確かめてから書き込みます。

取引先との打ち合わせのお礼メールを書いてください。打ち合わせで決まったことの確認も兼ねます。

状況:【自分の仕事】です。【相手の会社名】の【担当者名】様と、【何の件か】について、【日付】に【オンラインで/先方の会社で】打ち合わせをしました。【まだ正式なご依頼の前で、条件の一部は決まっていません。】

打ち合わせのメモ:
決まったこと
- 【決まったこと1】
- 【相手の宿題:何を、担当者名様が、いつまでに】

まだ決まっていないこと
- 【まだ決まっていないこと1】(【誰が確認中か・いつ決めるか。分かれば】)
- 【まだ決まっていないこと2】

私がすること
- 【何を、いつまでにお送りする】

伝えたいこと:
- 打ち合わせの時間を取っていただいたお礼

書き方:
- 件名と本文を書く
- 最初にお礼を1文で書き、そのあと「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること(誰が・いつまでに)」を分けて短い箇条書きにする
- 決まったことは、上のメモにあることだけを書く。メモに無い決定事項・作業・金額・期限を足さない
- まだ決まっていないことを、決まったように書かない。【まだ決まっていないこと】について、こちらから数字や日付を提案しない
- まだ正式なご依頼の前なので、「ご依頼いただき」「お引き受けします」のように、仕事が決まった前提の言い方をしない
- 日付はメモにある【日付】だけを使う。日付を足したり、曜日を付けたり、「来週中」などに言い換えたりしない
- 【担当者名】様の発言や打ち合わせの感想など、メモに無いことを書かない
- 「何でもお気軽にご相談ください」「柔軟に対応いたします」のような、範囲の決まっていない約束を書かない
- 最後に「認識に違いがあればお知らせください」という趣旨の1文を添える
- 【400】字程度、丁寧で簡潔に

取引先の名前や金額をAIに入れる前の考え方: ChatGPTに取引先名や金額を入れていい? 個人事業主が貼る前に置き換える2つの基準

この【】の形は、下の記入済みの例を、ほかの場面にも使えるように書き換えたものです。【】の形のまま、また例文1・2の場面では試していません。依頼がもう決まっている相手なら、「状況」の最後の【】と、「書き方」の「まだ正式なご依頼の前なので」の行を消してください。ひとりで受けているので「弊社」と書かせたくないときは、「書き方」に「自分のことは『私』と書く」の1行を足します(この1行は試していません。記入済みの例では、足さなくても「弊社」は出ませんでした)。記入済みの例では名前も入らなかったので、送る前に自分の名前と署名を足します。

記入済みの例(例文3と同じ、宿題を持ち帰ったとき)と、返ってきた文面
取引先との打ち合わせのお礼メールを書いてください。打ち合わせで決まったことの確認も兼ねます。

状況:フリーランスのWebライターです。C社の山本様と、C社が運営する採用情報サイトの記事執筆について、10月6日にオンラインで打ち合わせをしました。まだ正式なご依頼の前で、条件の一部は決まっていません。

打ち合わせのメモ:
決まったこと
- 記事は月4本、1本あたり4,000字程度
- 最初の記事の構成案を、私が10月14日までにお送りする
- 記事のテーマの一覧を、山本様が10月9日までに送ってくださる

まだ決まっていないこと
- 1本あたりの原稿料(山本様が社内で確認して、後日ご連絡くださる)
- 修正の回数
- 開始の月(11月からの予定だが、C社の社内の承認待ち)

私がすること
- 過去に書いた採用分野の記事のURLを3本、10月8日までにお送りする

伝えたいこと:
- 打ち合わせの時間を取っていただいたお礼

書き方:
- 件名と本文を書く
- 最初にお礼を1文で書き、そのあと「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること(誰が・いつまでに)」を分けて短い箇条書きにする
- 決まったことは、上のメモにあることだけを書く。メモに無い決定事項・作業・金額・期限を足さない
- まだ決まっていないことを、決まったように書かない。原稿料・修正の回数・開始の月について、こちらから数字や日付を提案しない
- まだ正式なご依頼の前なので、「ご依頼いただき」「お引き受けします」のように、仕事が決まった前提の言い方をしない
- 日付はメモにある10月8日・10月9日・10月14日だけを使う。日付を足したり、曜日を付けたり、「来週中」などに言い換えたりしない
- 山本様の発言や打ち合わせの感想など、メモに無いことを書かない
- 「何でもお気軽にご相談ください」「柔軟に対応いたします」のような、範囲の決まっていない約束を書かない
- 最後に「認識に違いがあればお知らせください」という趣旨の1文を添える
- 400字程度、丁寧で簡潔に

返ってきた文面です(Claude の無料プランの標準モデル Sonnet 5・2026-09-27・1回。手を加えていません)。

件名:本日の打ち合わせのお礼とご確認(採用情報サイト記事執筆の件)

C社
山本様

本日はお忙しい中、お打ち合わせのお時間をいただき誠にありがとうございました。

内容の確認を兼ねて、要点を以下にまとめさせていただきます。

【決まったこと】
・記事は月4本、1本あたり4,000字程度
・最初の記事の構成案は、私から10月14日までにお送りします
・記事のテーマの一覧は、山本様より10月9日までにお送りいただきます

【まだ決まっていないこと】
・1本あたりの原稿料
・修正の回数
・開始の月

【次にすること】
・私:過去に書いた採用分野の記事のURLを3本、10月8日までにお送りします
・山本様:記事のテーマの一覧を10月9日までにお送りいただきます

上記の内容につきまして、認識に違いがございましたらお知らせいただけますと幸いです。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

返ってきた文面は、「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること」の3つに分かれ、承認待ちの開始の月は「まだ決まっていないこと」に入りました。日付は10月8日・10月9日・10月14日の3つだけで、「弊社」「株式会社」「お気軽に」「ご依頼いただき」はありませんでした。一方で、メモの括弧に書いた「山本様が社内で確認して、後日ご連絡くださる」「11月からの予定だが、C社の社内の承認待ち」が落ち、「まだ決まっていないこと」は項目の名前だけになりました。名乗りと署名も無く、テーマの一覧は「決まったこと」と「次にすること」の両方に入っていました。送る前に、括弧の中身と自分の名前を足します。例文3は、それらを足して整えた形です。

送る前に確かめる8点

送る前は、次の順に確かめてください。

確かめるもの見つけたら
1「決まったこと」と「まだ決まっていないこと」が分かれているか。予定・承認待ちのものが決まったことと並んでいないか見出しを立てて分け、「まだ決まっていないこと」へ移す
2開始や依頼を前提にした一文(「〜に向けて」「ご依頼いただき」)まだ決まっていなければ消す
3「弊社」「弊方」「〇〇(会社名)の〇〇です」「私」か自分の名前にする。主語を省いてもよい
4自分の名前と署名無ければ足す
5相手の社名・担当者名相手のメールの署名や名刺と一字ずつ照らす
6まだ決まっていないことに、誰が確認中か・いつ決めるかがあるかメモにあれば括弧で戻す。分からなければ項目の名前だけ残す
7日付と、誰が送るかメモとカレンダーに照らす。曜日が足されていたら暦で確かめる
8話していない決定事項・金額・「お気軽に」(今回は出なかったもの)消す

注意:AIに短く頼むと足されやすい一文

上の頼み方(【】を埋める形)は、これが入りにくいように条件を書いてあります。メモを貼って短く頼まず、上の形で頼んでください。

比べるために、同じ打ち合わせの中身を、スマホのメモから貼るような走り書きのまま渡し、「お礼のメールを書いてください」と頼むだけの形も試しました。書き方の条件は付けず、メモも3つに分けていません。「まだ正式な依頼の前」「採用情報サイト」「10月6日」も書いていません。

今日、取引先のC社の山本さんと、記事の執筆の件でオンラインの打ち合わせをしました。お礼のメールを書いてください。
メモ:月4本、1本4,000字くらい。構成案は10/14までにこっちから送る。テーマの一覧は山本さんが10/9までに送ってくれる。原稿料と修正回数はまだ決まってない(原稿料は山本さんが社内で確認して連絡くれる)。開始は11月からの予定だけど向こうの社内の承認待ち。過去の採用系の記事のURLを3本、10/8までに送る。

3回(Claude の無料プランの標準モデル Sonnet 5・2026-09-27・毎回新しい会話)頼んで、メモに無いのに入ったものと、抜けたものを数えました。

入ったもの・抜けたもの3回中実際の文面(抜粋)
決まったことと、まだ決まっていないことを分けずに1つの箇条書きに並べる3回「以下の通り認識しております」(1回目)、「下記の通り確認させていただきます」(2回目)、「下記に整理させていただきます」(3回目)の後に、本数・宿題・原稿料・開始時期を1つの箇条書きで
承認待ちの開始時期を、決まった本数と同じ並びに置く3回「・開始時期:11月を予定(貴社社内のご承認待ち)」(3回目)
ひとりなのに「弊社」2回「・構成案:10月14日までに弊社よりお送りします」(3回目)。1回目も「弊社より」。2回目は「弊方より送付いたします」
(抜けたもの)自分の名前と署名3回3回とも「お世話になっております。」の後に名乗りが無く、署名も無い(メールの後の説明で、署名を足すよう添えていた)
修正の回数に、誰がいつ決めるかが無い3回「・原稿料・修正回数:現時点で未確定」(3回目)。メモにも無いので、作り話ではない
開始を前提にした一文0回―
相手の社名を「株式会社」付きに書き換え0回3回とも「C社」
曜日の付け足し0回―
メモに無い決定事項・金額・期限の足し0回―
宿題の取り違え(誰が送るか・日付の入れ替え)0回URLと構成案は3回とも自分の側、テーマの一覧は3回とも山本様
相手の発言・打ち合わせの感想の作り話0回―
「お気軽に」など範囲の無い約束0回―
(抜けたもの)お礼・認識違いの確認の一文0回3回とも入っていた

事前に心配していた「話していない決定事項や金額を足す」「誰が送るかを取り違える」「お気軽に」は、メモを貼って頼むだけでも3回とも出ませんでした(このAIがもともとこう書くだけ、という可能性もあります)。代わりに、3回とも、決まったことと承認待ちを分けずに並べました。1行ずつ見れば「予定」「承認待ち」と書いてあるので間違いではありませんが、どれが決まったことなのかを、相手が行ごとに読み分けることになります。

メモを3つに分けて渡したプロンプトの1回は、そのまま3つに分かれて返ってきました。これが書き方の条件のためか、メモを3つに分けて「まだ正式なご依頼の前」「フリーランスのWebライター」と書いたためかは、切り分けていません。

メモを貼って頼むだけの形で頼んだ3回の出力の全文

メール本文の部分を、手を加えずに載せています(前後の説明と区切りの線、太字の記号は省きました)。3回とも署名はありませんでした。

1回目

件名: 本日の打ち合わせのお礼(記事執筆の件)

C社
山本様

お世話になっております。
本日はお忙しい中、記事執筆の件でお時間をいただき誠にありがとうございました。

打ち合わせの内容について、以下の通り認識しております。

・記事は月4本、1本あたり4,000字程度
・開始時期は11月を予定(貴社内のご承認待ち)
・構成案:10月14日までに弊社よりお送りします
・テーマ一覧:10月9日までに山本様よりお送りいただきます
・過去の採用系記事のURL(3本):10月8日までに弊社よりお送りします
・原稿料および修正回数:未確定(原稿料は貴社内でご確認の上、山本様よりご連絡いただきます)

上記内容に相違がございましたら、お手数ですがご指摘いただけますと幸いです。
まずは10月8日までに過去記事のURLをお送りいたしますので、少々お待ちくださいませ。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2回目

件名: 本日の打ち合わせのお礼(記事執筆の件)

C社
山本様

お世話になっております。
本日はお忙しい中、記事執筆の件でお時間をいただき、誠にありがとうございました。

打ち合わせ内容を下記の通り確認させていただきます。

・執筆本数:月4本、1本あたり4,000字程度
・構成案:10月14日までに弊方より送付いたします
・テーマ一覧:10月9日までに山本様よりお送りいただく
・過去の採用系記事URL(3本):10月8日までに弊方より送付いたします
・原稿料・修正回数:別途調整(原稿料は山本様に社内でご確認いただき、後日ご連絡いただく)
・開始時期:11月を予定(貴社内のご承認待ち)

上記、認識に相違がございましたらご指摘いただけますと幸いです。
まずはお礼かたがたご連絡申し上げます。

何卒よろしくお願いいたします。

3回目

件名:本日はありがとうございました(記事執筆のお打ち合わせ)

C社
山本様

お世話になっております。
本日はお忙しい中、オンラインでのお打ち合わせのお時間をいただき、誠にありがとうございました。

認識合わせのため、本日お話しした内容を下記に整理させていただきます。

・記事本数:月4本(1本あたり4,000字程度)
・構成案:10月14日までに弊社よりお送りします
・テーマ一覧:10月9日までに山本様よりご共有いただく予定です
・過去の採用系記事URL(3本):10月8日までに弊社よりお送りします
・原稿料・修正回数:現時点で未確定(原稿料は山本様が社内でご確認の上、ご連絡いただく予定です)
・開始時期:11月を予定(貴社社内のご承認待ち)

上記に相違がございましたら、お手数ですがご教示いただけますと幸いです。
また、原稿料の件および社内承認の進捗につきましても、決まり次第で結構ですのでお知らせいただけますと助かります。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

AIを使わない方が速いケース

検証ログ

使用したAI・試した回数・更新履歴
  • 例文1〜3: 記事の一部として当サイトが用意した例です(記事全体と同じくAIが執筆)。プロンプトを実行した出力そのものではありません。例文3は、記入済みの例と同じ打ち合わせについて、出力で落ちた括弧の中身・名前・署名を足した形にしています。会社名・日付は架空の例です
  • プロンプトの節の「返ってきた文面」と、3回の出力の全文: 実行した出力の原文です。手を加えていません(太字の記号と区切りの線だけ省きました)
  • 「書かない方がよい一文」の表: 「AIの出力」とある2行は、メモを貼って頼むだけの3回の出力の原文です。「当サイトが作った例」とある4行は、事前に心配した一文を当サイトが書いたもので、今回の出力には出ていません
  • 確認の一文の言い方、決まったことの分け方: 決まりではなく、当サイトの目安です
  • ChatGPTでは試していません。同じことがChatGPTで起きるかは確かめていません
  • 使用モデル: Claude Sonnet 5(2026-09-27 当時の無料プランの標準モデル)を、Claude Code の非対話モードで道具なし・毎回新しい会話で実行。チャット画面ではないため、画面の設定や記憶の機能は入っていない
  • 実測の回はファイルを参照していない(道具を一切持たせずに起動したため、ファイルを読む・検索する手段がありません。起動の設定で確認)
  • 検証日: 2026年9月27日
  • 試行回数: 合計4回。メモを貼って頼むだけの形 3回/記入済みの例(例文3と同じ、宿題を持ち帰ったとき)1回
  • 2つの頼み方の違い: メモを貼って頼むだけの形は、記入済みの例から書き方の条件だけを外したものではありません。同じ打ち合わせの中身(決まったこと・まだのこと・双方の宿題・日付3つ)を走り書きの形で渡し、書き方の条件を付けず、メモも3つに分けていません。「まだ正式な依頼の前」「採用情報サイト」「10月6日」「フリーランスのWebライター」も書いていません。したがって、2つの結果の差は、書き方の条件の有無と、材料の整え方・量の違いの両方を含みます
  • メモを貼って頼むだけの3回で起きたこと: 決まったことと、まだ決まっていないことを分けずに1つの箇条書きに並べる 3回(承認待ちの開始時期も同じ並び)。「弊社」2回(1回目・3回目)、「弊方」1回(2回目)。名乗りと署名が無い 3回(3回とも、メールの後の説明で署名を足すよう添えていた)。修正の回数に誰がいつ決めるかが無い 3回(メモにも無い)。開始を前提にした一文 0回。宛名の「株式会社」0回。曜日の付け足し 0回。メモに無い決定事項・金額・期限の足し 0回。宿題の取り違え 0回。相手の発言・感想の作り話 0回。範囲の無い約束 0回。お礼・認識違いの確認の一文は3回とも入っていました
  • 記入済みの例の1回: 3つに分かれ、承認待ちの開始の月は「まだ決まっていないこと」に入りました。「弊社」「株式会社」、渡していない日付、仕事が決まった前提の言い方は0。メモの括弧の中身(誰が確認中か・11月からの予定)が落ち、名乗り・署名が無く、テーマの一覧が「決まったこと」と「次にすること」の両方に入っていました
  • 以前の試行(有料プランのモデル Opus 5.5・汚染を防ぐ手順の前): メモを貼って頼むだけの3回で「弊社」3回、承認待ちを「決まったこと」の欄に入れる1回などでした。試す側のAIが、この記事のために用意した「心配な一文の一覧」を読める状態だったため、記事の数字には使っていません
  • 試していないこと: 例文1(初回の顔合わせ)・例文2(条件が一部決まった後)の場面をプロンプトで作ること、【】の形のまま頼むこと、記入済みの例から書き方の条件だけを外した頼み方、「自分のことは『私』と書く」の1行を足した頼み方、チャット画面(claude.ai)での実行。所要時間は記録していません

この検証の限界: 架空の1つの打ち合わせで、回数も少なく、同じことが毎回起きるとも起きないとも言えません。出力はAIの種類・時期・設定で変わります。

更新履歴

  • 2026-10-06: 公開

まとめ

打ち合わせのお礼メールは、1文目でお礼を言い、話した内容を「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること(誰が・いつまでに)」に分けて並べ、「私の認識に違いがありましたら、お知らせください」で締めます。予定や承認待ちのものは「まだ決まっていないこと」に入れ、料金や回数の案はこちらから出しません。まだ依頼の前なら、仕事が決まった言い方を避けます。AIに頼むときは、メモを先に3つに分けてから渡します。メモを貼って頼むだけで3回試すと、決定事項や金額の作り話は出ない一方で、3回とも決まったことと承認待ちを分けずに並べ、「・開始時期:11月を予定(貴社社内のご承認待ち)」(3回目)のように、開始時期が決まった本数と同じ箇条書きに入りました。送る前は、「決まったこと」と「まだ決まっていないこと」の分かれ方、名乗りと署名、相手の社名、日付を照らします。

さらに知りたい人へ

AI生成コンテンツに関する開示: 本記事はAI(Claude)が執筆したものです。プロンプトの出力例は実際に生成したもので、手を加えていません。例文1〜3は当サイトが書いた例です。検証は検証ログに記載の回数の範囲にとどまり、ChatGPTでの動作は確認していません。契約や取引上の判断に迷うときは、専門家にご相談ください。本サイトは広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。詳しくは免責事項をご確認ください。