公開日: 2026-10-18 / 更新日: 2026-10-19 / タグ: 制作・進行・書類・シート

議事録の例文(取引先との打ち合わせ)|走り書きのメモから、相手に送る版と自分用の版(フリーランス)

取引先との打ち合わせの走り書きメモは、「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること」に分け、相手に送る版と自分用の版を作ります。両方の例文と、メモの抜けを先に質問させる依頼文(プロンプト)を載せました。Claude無料版(Sonnet 5.5)で6回試すと、書き漏らしのあるメモの3回とも先に質問が出て、「たぶん」「待ち」を決まったことに入れた回は0回でした(ChatGPTは未確認)。

打ち合わせの議事録の例文:相手に送る版と自分用の版

フリーランスでWeb制作をしている人が、みどり会計事務所の田中様とホームページのリニューアルについて打ち合わせをした例です。打ち合わせ中に書いたのは、次の走り書きだけでした。「※」は、相手に見せない自分用の行です。実際の走り書きは、こんなふうに抜けが出ます。この例の「38万でOK」は税込か税別かを書いていません(打ち合わせでは税別と決まっていた、という想定です)。

10/20 オンライン 田中さん(みどり会計事務所)
・HPリニューアル トップ+5ページ
・採用ページは今回なし
・38万でOK
・修正 各ページ2回まで→田中さん「たぶん大丈夫」
・公開 1月中旬希望。所長の確認待ち
・事務所の写真 田中さんが11/6までに送る
・サービス紹介の文、誰が書く? 所長と相談して連絡くれる
・サーバーは今のまま?→田中さん確認
・構成案 こっちから10/27までに
・※所長こだわり強そう。修正増えそう
・※38万は安かったかも。追加が出たらそこで

このメモから作るのが、下の2つです。AIに頼むなら → AIへの依頼文(プロンプト)

1. 相手に送る版(メールの本文に貼る)

写すときは、〇〇(書き出しと署名の2か所)を自分の名前に置き換えます。

件名:10/20の打ち合わせのまとめ(ホームページのリニューアル)

みどり会計事務所
田中様

お世話になっております。〇〇です。
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。打ち合わせの内容を、次のとおりまとめました。

決まったこと
・ホームページのリニューアルは、トップのほかに5ページ(合計6ページ)とすること
・採用ページは今回は作らないこと
・金額は38万(税別)とすること

まだ決まっていないこと
・修正を各ページ2回までとしてよいか
・修正の回数をどのように数えるか
・公開を1月中旬としてよいか(所長のご確認待ち)
・サービス紹介の文を誰が書くか(田中様が所長とご相談のうえ、ご連絡いただく)
・サーバーを今のままでよいか(田中様にご確認いただく)

次にすること
私
・構成案を10/27までにお送りする
田中様
・事務所の写真を11/6までにお送りいただく
・サービス紹介の文について、所長とご相談のうえ、ご連絡いただく
・サーバーを今のままでよいか、ご確認いただく

私の認識に違いがありましたら、お知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。

〇〇(署名)

要は、「たぶん大丈夫」だった修正の回数を「まだ決まっていないこと」に置き、「〜としてよいか」と問いの形で書くことです。決まったことの並びに入れると、あとで回数が足りなくなったとき、どちらの思い違いだったのかが分からなくなります。期限を過ぎても写真が届かないときは、催促メールの例文3つ|資料が届かない・確認の返事が無い・見積もりの後に返事が無い(フリーランス)の「資料が届かない」の形で一度だけ確かめます。

2. 自分用の版(送らずに手元に残す)

10/20 みどり会計事務所 田中様(自分用)

相手に見せないメモ
※所長こだわり強そう。修正増えそう
※38万は安かったかも。追加が出たらそこで

次に確かめること
・修正を各ページ2回までとしてよいか
・修正の回数をどのように数えるか

話に出なかったこと
・なし

要は、本音と、誰が決めるのかがメモにも答えにも無いまま終わった項目だけを残すことです。「話に出なかったこと」は、金額・作業の範囲・修正の回数・締切のうち、打ち合わせで一度も出なかったものです(この例では4つとも出ています)。自分の宿題(構成案・10/27)は、送る版の「私」の行をそのままカレンダーに入れます。

AIへの依頼文(プロンプト)

この依頼文は、まず「メモだけでは分からない点」を私に質問させ、答えを使って2つの版を作る形です。メモで「?」「たぶん」「待ち」などが付いた行は「決まったこと」に入れず、迷う行は「まだ決まっていないこと」に回して問いの形で書きます。「※」の行は送る版に入れず、自分用の版にだけ写させます(下の文はAIへの指示文=プロンプトです)。【】は3つ(自分の仕事・何の件か・メモ)だけ書き換えて、AIチャットに貼り付けます。日付と相手の名前は、メモの1行目から読ませます。流れは、貼る → 質問が出たら答える → 2つの版、の順です。質問が出ないときは、貼ってすぐ2つの版が返ります。

メモを貼る前に(1つ目は本音を取引先に送らないため、残りは、AIの会社に一定期間保存される会話に、要らない物を残さないためです):

取引先との打ち合わせの走り書きのメモを整理して、「相手に送る版」と「自分用の版」の2つを作ってください。

状況:フリーランスの【自分の仕事】です。下のメモは、【何の件か】の打ち合わせ中に私が書いた走り書きで、1行目に日付と相手を書いてあります。「※」で始まる行は、相手に見せない自分用のメモです。

メモ:
【メモを貼る】

最初に、メモだけでは分からない点(金額の税込・税別、ページ数や回数の数え方、誰の宿題か)を、最大5つ、私への質問として番号を付けて出してください。日付の年は聞きません。質問を出したら、そこで止めて私の答えを待ちます。メモだけで足りるなら質問せず、そのまま2つの版を作ります。メモに「たぶん」「聞きそびれ」「まだ」「確認待ち」など決まっていないと書いてあることは、質問せず「まだ決まっていないこと」に入れます。私が答えたら、答えを使って2つの版を作ります。答えで決まったと分かったことは「決まったこと」に入れ、「決まっていない」という答えは「まだ決まっていないこと」に入れます。

1. 相手に送る版
- 1行目は「(メモ1行目の日付)の打ち合わせのまとめ(【何の件か】)」とする
- 「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること」の3つの見出しに分け、それぞれ「・」の箇条書きにする
- 「決まったこと」には、メモか私の答えで、その場で話がついたことだけを入れる。メモに「?」「たぶん」「予定」「待ち」「確認」「相談」「検討」「聞きそびれ」などがある行や、迷う行は「まだ決まっていないこと」に入れる
- 「まだ決まっていないこと」は、「〜をどうするか」「〜でよいか」のように、決まっていない形で書く。メモにあれば、誰が確認するか・いつ決めるかを括弧で添える。メモに無ければ括弧を付けない
- 「次にすること」は「私」と「(メモ1行目の相手の名前)様」に分け、誰が・何を・いつまでにを書く。メモに無い作業や期限を作らない
- 相手の宿題は「お送りいただく」「ご確認いただく」、自分の宿題は「お送りする」のように、相手に送る丁寧な言い方で書く。括弧の中で相手の会社の上の人を書くときは、「所長のご確認」「部長のご承認待ち」のように役職名だけで書き、「様」を重ねない
- 数字・日付・金額は、メモか私の答えの字のまま写す(「くらい」「程度」を消さない。税込・税別がメモにも答えにも無ければ足さない)
- 「※」で始まる行の内容は、言い換えても入れない
- メモに無い決定・約束・お願い・感想を足さない。「弊社」と書かない
- 最後に「私の認識に違いがありましたら、お知らせください。」と1行書く

2. 自分用の版
- 「※」で始まる行を、そのまま写す
- 「まだ決まっていないこと」のうち、誰が決めるかがメモにも私の答えにも無い項目を「次に確かめること」として並べる
- 金額・作業の範囲・修正の回数・締切のうち、メモにも答えにも出てこないものを「話に出なかったこと」として名前だけ並べる。無ければ「なし」と書く

- 見出しの記号(#)や太字の記号(*)を使わない
- 2つの版のほかに、説明や補足を付けない

メモは、書いたままの走り書きで貼ってかまいません。矢印や「?」は、AIが「まだ決まっていないこと」を見分ける手がかりになるので、消さずに残します。【】をスマホで1つずつ埋めたいときは、依頼文をコピーして穴埋めツールに貼ります(このサイトのツール。入力は送信も保存もされません)。

記入済みの例(上の例と同じ、ホームページのリニューアルの打ち合わせ。自分の仕事は「Web制作」)
取引先との打ち合わせの走り書きのメモを整理して、「相手に送る版」と「自分用の版」の2つを作ってください。

状況:フリーランスのWeb制作です。下のメモは、ホームページのリニューアルの打ち合わせ中に私が書いた走り書きで、1行目に日付と相手を書いてあります。「※」で始まる行は、相手に見せない自分用のメモです。

メモ:
10/20 オンライン 田中さん(みどり会計事務所)
・HPリニューアル トップ+5ページ
・採用ページは今回なし
・38万でOK
・修正 各ページ2回まで→田中さん「たぶん大丈夫」
・公開 1月中旬希望。所長の確認待ち
・事務所の写真 田中さんが11/6までに送る
・サービス紹介の文、誰が書く? 所長と相談して連絡くれる
・サーバーは今のまま?→田中さん確認
・構成案 こっちから10/27までに
・※所長こだわり強そう。修正増えそう
・※38万は安かったかも。追加が出たらそこで

最初に、メモだけでは分からない点(金額の税込・税別、ページ数や回数の数え方、誰の宿題か)を、最大5つ、私への質問として番号を付けて出してください。日付の年は聞きません。質問を出したら、そこで止めて私の答えを待ちます。メモだけで足りるなら質問せず、そのまま2つの版を作ります。メモに「たぶん」「聞きそびれ」「まだ」「確認待ち」など決まっていないと書いてあることは、質問せず「まだ決まっていないこと」に入れます。私が答えたら、答えを使って2つの版を作ります。答えで決まったと分かったことは「決まったこと」に入れ、「決まっていない」という答えは「まだ決まっていないこと」に入れます。

1. 相手に送る版
- 1行目は「(メモ1行目の日付)の打ち合わせのまとめ(ホームページのリニューアル)」とする
- 「決まったこと」「まだ決まっていないこと」「次にすること」の3つの見出しに分け、それぞれ「・」の箇条書きにする
- 「決まったこと」には、メモか私の答えで、その場で話がついたことだけを入れる。メモに「?」「たぶん」「予定」「待ち」「確認」「相談」「検討」「聞きそびれ」などがある行や、迷う行は「まだ決まっていないこと」に入れる
- 「まだ決まっていないこと」は、「〜をどうするか」「〜でよいか」のように、決まっていない形で書く。メモにあれば、誰が確認するか・いつ決めるかを括弧で添える。メモに無ければ括弧を付けない
- 「次にすること」は「私」と「(メモ1行目の相手の名前)様」に分け、誰が・何を・いつまでにを書く。メモに無い作業や期限を作らない
- 相手の宿題は「お送りいただく」「ご確認いただく」、自分の宿題は「お送りする」のように、相手に送る丁寧な言い方で書く。括弧の中で相手の会社の上の人を書くときは、「所長のご確認」「部長のご承認待ち」のように役職名だけで書き、「様」を重ねない
- 数字・日付・金額は、メモか私の答えの字のまま写す(「くらい」「程度」を消さない。税込・税別がメモにも答えにも無ければ足さない)
- 「※」で始まる行の内容は、言い換えても入れない
- メモに無い決定・約束・お願い・感想を足さない。「弊社」と書かない
- 最後に「私の認識に違いがありましたら、お知らせください。」と1行書く

2. 自分用の版
- 「※」で始まる行を、そのまま写す
- 「まだ決まっていないこと」のうち、誰が決めるかがメモにも私の答えにも無い項目を「次に確かめること」として並べる
- 金額・作業の範囲・修正の回数・締切のうち、メモにも答えにも出てこないものを「話に出なかったこと」として名前だけ並べる。無ければ「なし」と書く

- 見出しの記号(#)や太字の記号(*)を使わない
- 2つの版のほかに、説明や補足を付けない

上の記入済みの例を貼ると、最初に次の質問だけが返ってきました(Claude Sonnet 5.5・2026-10-18・この場面の3回のうち1回目。手を加えずに載せています)。

確認したい点が3つあります。

1. 38万円は税込と税別のどちらですか。話に出ていなければ「出ていない」とお答えください。
2. 「トップ+5ページ」は、トップを含めて合計6ページということでよいですか。
3. 修正の「各ページ2回まで」は、どう数えますか。たとえば、1回の修正依頼でまとめて出した指摘を1回と数えるのか、ページごとの依頼を1回と数えるのか、といった点です。決めていなければ「決めていない」とお答えください。

お答えをいただいてから、2つの版を作ります。

これに、次のように1回で答えました(私が書いた答えです。修正の数え方は打ち合わせで決めていない、という想定です)。

38万は税別で合意済みです。「トップ+5ページ」は、トップのほかに5ページ(合計6ページ)です。修正の数え方は決めていません。

覚えていないことは、推測で答えず「決まっていない」と答えます。推測で「税別です」と答えると、その推測が送る版の「決まったこと」に入り、相手に決定として届きます。決まっていないと答えた項目は、AIが「まだ決まっていないこと」に入れます。

答えを送ると、2つの版が返ってきました(同じ会話の続き。手を加えずに載せています)。「38万」が、答えのとおり「38万(税別)」で「決まったこと」に入り、決まっていないと答えた修正の数え方は「まだ決まっていないこと」に入っています。

【相手に送る版】

10/20の打ち合わせのまとめ(ホームページのリニューアル)

決まったこと
・ホームページのリニューアルは、トップのほかに5ページ(合計6ページ)とすること
・採用ページは今回は作らないこと
・金額は38万(税別)とすること

まだ決まっていないこと
・修正を各ページ2回までとしてよいか
・修正の回数をどのように数えるか
・公開を1月中旬としてよいか(所長のご確認待ち)
・サービス紹介の文を誰が書くか(田中様が所長とご相談のうえ、ご連絡いただく)
・サーバーを今のままでよいか(田中様にご確認いただく)

次にすること
私
・構成案を10/27までにお送りする
田中様
・事務所の写真を11/6までにお送りいただく
・サービス紹介の文について、所長とご相談のうえ、ご連絡いただく
・サーバーを今のままでよいか、ご確認いただく

私の認識に違いがありましたら、お知らせください。

【自分用の版】

※所長こだわり強そう。修正増えそう
※38万は安かったかも。追加が出たらそこで

次に確かめること
・修正を各ページ2回までとしてよいか
・修正の回数をどのように数えるか

話に出なかったこと
なし

例文1は、この送る版の1行目を件名に移し、宛名・お礼の1文・結びの1文・署名を足したものです。中身の項目と言い方は変えていません。

試した結果(Claude 無料版の標準モデル Sonnet 5.5・2026-10-18・毎回新しい会話。ChatGPTは未確認): この依頼文を、ホームページのリニューアル(上の記入済みの例。「38万でOK」と税を書かない版)と動画編集の2つの打ち合わせのメモで3回ずつ、計6回試しました。

  • 質問: 質問が出たのは3回(ホームページ3回・動画編集0回)で、3回とも質問だけを出して止まりました。質問は3個ずつで、「38万は税込か税別か」「トップ+5ページは合計6ページか」「修正の1回の数え方」が3回とも出ました。「円でよいか」、期限が出たか、日付の年、「各ページ2回まで」でよいかを尋ねた回は0回でした
  • 質問が出なかったとき: 動画編集の3回は質問なしでそのまま2つの版を作り、余計な往復は0回でした
  • 答えた後: ホームページの3回に答える(税別・合計6ページ・修正の数え方は決めていない)と、3回とも「金額は38万(税別)」を「決まったこと」に、修正の数え方を「まだ決まっていないこと」に入れました。決めていないと答えた項目を「決まったこと」に入れた回は0回でした
  • 決まったことへの混入: 「たぶん」「待ち」「?」が付いた項目を「決まったこと」に入れた回は0回でした。「税込か税別か聞きそびれ」と書いた動画編集の「1本2万」は、3回とも金額を「決まったこと」に、税込か税別かを「まだ決まっていないこと」に分けて書いていました。「決まったこと」の金額に税込・税別が付かないので、送る前に確かめる点で見ます
  • 足されたもの: 「※」の行の中身が送る版に入った回、メモに無い期限・金額・約束・お願いを足した回、「弊社」、感想や説明の付け足し、見出し・太字の記号(# と *)、誤字は、6回とも0回でした。「【相手に送る版】」のような見出しの囲みは3回でした。ほかに、ホームページの1回は「修正を各ページ2回までとしてよいか」の括弧にメモの「たぶん大丈夫」を添え、動画編集の1回は2つの版の間に区切り線を入れました
  • そろっていた点: 相手の宿題は6回とも「お送りいただく」「ご連絡いただく」「ご確認いただく」のような相手に向けた言い方、「まだ決まっていないこと」は6回とも「〜か」の問い、結びの確認の一文は6回とも入りました。括弧の中の相手の会社の上の人は、6回とも「所長のご確認待ち」「部長のご承認待ち」のように役職名だけで、「所長様」「部長様」は0回でした。件名の日付は、6回ともメモの書き方のまま「10/20」「11/4」で、「10月20日」には直りませんでした
  • 自分用の版: 「次に確かめること」は、ホームページは3回とも「修正を各ページ2回までとしてよいか」と「修正の数え方」の2項目、動画編集は3回とも「1本2万が税込か税別か」の1項目でそろいました。「話に出なかったこと」は5回が合い(ホームページ2回は「なし」、動画編集3回は「修正の回数」)、ホームページの1回は、公開の1月中旬の希望がメモにあるのに「締切」を挙げてずれました

依頼文を使わずに頼んだときにAIが足したことは、注意に載せています。

送る前に確かめる3点

どれも、送ると取り消せない所です。相手は送られた議事録を「決まったことの記録」として読みます。自分の打ち間違いも、ここで拾います(この依頼文で試した6回では、「たぶん」「待ち」の項目の取り違えと「※」の行の混ざりは0回でした)。金額が「決まったこと」にあるのに税込・税別が付いていないときは、「まだ決まっていないこと」に「税込か税別か」の問いがあるかも見ます(動画編集の3回は、金額を「決まったこと」に、税込か税別かを「まだ決まっていないこと」に分けて書きました)。

確かめること照らす相手と直し方
「決まったこと」に、未決の項目が入っていないかメモで「?」「たぶん」「予定」「待ち」「確認」「相談」「検討」「聞きそびれ」がある行を探し、その項目が「決まったこと」に無いかを1行ずつ見る。あれば「まだ決まっていないこと」へ移し、「〜でよいか」の形にする
数字・日付・金額メモと、打ち合わせで見た画面や資料に照らす。日付はカレンダーで曜日まで見る。メモそのものの書き間違い(10/27を10/17と書いた等)もここで直す
相手に見せない話送る版に、「※」の行の中身や、「※」を付け忘れた本音(値引きの余地・相手の印象・ほかの取引先の予定)が無いか。あれば消す

最後に、送る版をメールの本文に貼ります。送る版の1行目は件名に移し、本文には宛名・お礼の1文・結び・自分の名前と署名を足します(依頼文の出力には付きません)。ここまでで送れます。お礼の言い方を、初回の顔合わせや依頼の前など場面に合わせたいときは、打ち合わせ後のお礼メール例文3つの形を使います。

決まったこと・まだ・次にすることの分け方

メモの抜けは、「自分で答えて埋める」と「相手に確かめる」の2種類

メモの抜けは、2種類に分かれます。①打ち合わせでは決まっていたのに、メモに書き漏らしただけのこと(例の「38万」が税別だった)は、AIの質問に自分で答えて埋めます。答えた項目は「決まったこと」に入ります。②打ち合わせで決まらなかったこと(修正の回数の「たぶん大丈夫」、動画編集のメモの「1本2万 税込か税別か聞きそびれ」)は、AIは質問せず、税込か税別かを「まだ決まっていないこと」に入れ(金額は「決まったこと」に残ります)、相手への問いとして送られます。

分けるのは、抜けを全部「まだ決まっていないこと」に回すと、①の自分の書き漏らしまで相手に問いとして送ってしまうからです。決まったと分かっている相手に「税込ですか」と聞き直すことになります。質問されて覚えていないときは「決まっていない」と答えると、②と同じく相手に確かめる形になります。決まらなかったことは、メモに「たぶん」「聞きそびれ」「待ち」と書いておけば、AIが質問せずに②へ回します(この1文を入れる前の依頼文では3回とも「たぶん大丈夫」を質問し、入れた今の依頼文では0回でした)。

受託の打ち合わせで、必ず見る5つの項目

あとで食い違うと請求や作り直しにつながるのは、次の5つです。メモにあれば、下の条件で振り分けます(どれも当サイトの目安です)。

項目振り分け方
金額金額は「決まったこと」に。税込か税別かが分からなければ、「1本2万円が税込か税別か」を「まだ」に1行足す
作業の範囲作るものと、作らないもの(「採用ページは今回なし」)の両方を「決まったこと」に1行ずつ
修正の回数相手が回数に「はい」と言ったら「決まったこと」。「たぶん大丈夫」「それで行けると思う」は「まだ」
締切・公開日相手の側で誰の承認も待っていなければ「決まったこと」。「〜の確認待ち」「〜からの予定」は「まだ」
相手の宿題「次にすること」の相手の欄に、誰が・何を・いつまでに。期限がメモに無ければ、期限を作らずに書く

金額・作業の範囲・修正の回数・締切の4つのうち、打ち合わせで一度も出なかったものは、自分用の版の「話に出なかったこと」に残ります。次のメールか見積もりのときに、自分から書いて確かめます。AIの「話に出なかったこと」に、メモに出ている項目が入っていたら消します(試した6回のうち1回は、公開の1月中旬の希望がメモにあるのに「締切」を挙げました)。

相手に見せない行には「※」を付ける

走り書きには、値引きや値上げの余地、相手の印象、ほかの取引先との予定の重なりなど、相手に見せない本音が混ざります。送る版にこれが1行でも混ざると、取り消せません。メモの段階で行の頭に「※」を付けておけば、依頼文がその行を自分用の版にだけ回します。「※」を付け忘れた行は、AIには本音かどうか分からないので、送る前の3点目で自分の目で拾います。

確認の一文は、自分の聞き違いを確かめる形にする

送る版の結びは「私の認識に違いがありましたら、お知らせください。」です。主語を自分にすると、相手の言ったことを疑う形にならず、違いが無ければ相手は返事をしなくて済みます。「ご確認のうえご返信ください」と返事を求める形にはしません。

AIを使わない方が速いとき

決まったことが2〜3行で、未決も宿題も無い短い打ち合わせなら、質問に答える1往復が増える分、お礼のメールに自分で書けば足ります。メモをはじめから「決まった/まだ/宿題」の3つに分けて書く習慣があるなら、そのまま送る版の形に並べ替えるだけで済みます。秘密保持の約束があり、メモの大半を仮名にしなければならない案件は、置き換えの手間の方が大きいので、自分で書きます。

注意:AIに短く頼むと足されやすい一文

上の依頼文は、未決を問いの形で「まだ」に回す・メモに無い期限や約束を足さない・記号を使わない行を入れて、下のことが入りにくいようにした形です。短く頼まず、上の形で使います。下は、この記事の依頼文を使わず、同じ2つのメモ(ホームページの方は、税別と書いた前の版。「※」の行も含む)を次の1文で2回ずつ、計4回頼んだときにAIが足したことです(Sonnet 5.5・2026-10-16・毎回新しい会話)。

打ち合わせのメモを議事録にして、取引先に送れる形にしてください。
足されたこと4回中
「たぶん大丈夫」だった修正の回数を、決定事項に入れた(「修正対応:各ページ2回まで(田中様にご了承いただきました)」)2回(ホームページの場面の2回とも)
承認待ちの開始時期を、決まった試しの納品と同じ見出しに並べた(「スケジュール」の下に「試作1本:11/20 納品」と「本格開始:12月を予定(部長様のご承認待ち)」)2回(動画編集の場面の2回とも)
メモに無い条件・約束を書いた(「別途お見積りいたします」「見積書にて明記します」など)3回
メモに無い期限・お願いを足した(「未定(早めにお願いします)」「未定(構成案提出までにお願いします)」など)3回
「弊社」と書いた(「| 弊社 | サイト構成案のご提出 | 10/27 |」)2回
メモの言葉を言い換えた(「38万」→「380,000円」、「ドライブ」→「Googleドライブ」、「10分くらい」→「約10分」)4回
太字の記号(**)や表の記号(|)を使った4回

「※」の行の中身は、短く頼んだ4回とも、送る形の文面には入りませんでした(4回とも、文面の外の説明で、入れなかったことに触れました)。

短く頼んだホームページの場面・2回目の文面

送る形の文面の部分を載せています(後ろの補足は省き、太字の記号は外しています)。

件名:【議事録】HPリニューアルに関する打ち合わせ(10/20)

みどり会計事務所
田中様

お世話になっております。
本日はお打ち合わせのお時間をいただき、ありがとうございました。
内容を議事録にまとめましたので、ご確認をお願いいたします。

――――――――――――――――
議事録

日時:10月20日(オンライン)
出席者:田中様(みどり会計事務所)、[貴社名・担当者名]

1. 決定事項
- 制作範囲:トップページ+下層5ページ
- 採用ページは今回の制作範囲に含めない
- 制作費用:380,000円(税別)
- 修正対応:各ページ2回まで(田中様にご了承いただきました)

2. 確認中・未定の事項
- 公開時期:1月中旬を希望。所長様のご確認待ち
- サービス紹介文の執筆担当:田中様が所長様とご相談のうえ、ご連絡をいただく
- サーバー:現状のまま使用するか、田中様にご確認いただく

3. 今後の対応(担当・期限)
| 担当 | 内容 | 期限 |
|---|---|---|
| 田中様 | 事務所の写真のご送付 | 11月6日まで |
| 田中様 | サービス紹介文の執筆担当についてご連絡 | 所長様とご相談後 |
| 田中様 | サーバーの現状についてご確認 | 未定(早めにお願いします) |
| 弊社 | サイト構成案のご提出 | 10月27日まで |

――――――――――――――――

内容に相違や漏れがございましたら、お知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。

[貴社名]
[担当者名]

検証ログ

使用したAI・試した回数・更新履歴
  • メモ・5つの項目の表: 当サイトが書いた例です(記事全体と同じくAIが執筆。事務所・会社・人の名前は架空です)。項目の振り分け方は決まりではなく、当サイトの目安です
  • 例文1・2: 依頼文の出力(ホームページの場面の1回目・質問に答えた後)を使っています。例文1は、送る版の1行目を件名に移し、宛名・お礼・結びの1文・署名を足したもの(中身の言い方は出力のまま)、例文2は、自分用の版に、1行目(日付と相手)と「相手に見せないメモ」の見出しの2行を足したものです
  • 使用モデル: Claude Sonnet 5.5(2026年9月29日に無料プランの画面で確かめた標準モデル)を、Claude Code の非対話モードで道具なし・毎回新しい会話で実行しました。チャット画面ではないため、画面の設定や記憶の機能は入っていません。ChatGPTでは試していません
  • 検証日・回数: 2026年10月16日〜18日。今の依頼文どおり6回(10月18日。ホームページのリニューアルと動画編集の場面で3回ずつ。ホームページの3回は答えを渡した2回目も実行)/短く頼んだ回4回(10月16日。2つの場面で2回ずつ)。依頼文は5回直しました。1版目の6回も、未決を「決まったこと」に入れた回・「※」の行の混ざり・「弊社」・メモに無い期限や約束は0回でしたが、「まだ決まっていないこと」に言い切りの形で書いた回が1回あり、「〜でよいか」の問いの形で書く行を足しました。2版目の6回は、相手の宿題が「事務所の写真を送る(11/6まで)」のままで、相手に向けた言い方で書く行を足しました。3版目(10月17日の6回)は相手の宿題がすべて「〜いただく」の形でしたが、メモの抜けは「まだ決まっていないこと」に回るだけでした。そこで10月18日に、メモの抜けを先に質問させる一歩を足しました(4版目)。4版目の質問の例に「日付の年」を入れたところ、ホームページの3回とも年を尋ね、「たぶん大丈夫」の行も3回とも尋ねたため、年は聞かない・「たぶん」「聞きそびれ」は質問せず「まだ」に入れる、の2点を足しました(5版目)。5版目の6回では、「円でよいか」が3回とも出て(読者に要らない質問)、括弧の中が「所長様がご確認」のように役職名に「様」を重ねる形になり、自分用の「次に確かめること」がホームページで1項目の回と4項目の回に割れました。そこで、質問の例を「ページ数や回数の数え方」に替え、括弧の中は役職名だけで書く行に替え、「次に確かめること」は誰が決めるかがメモにも答えにも無い項目だけに絞ったのが今の依頼文(6版目)です。記事の数字は今の版の6回だけで数え、前の版の回は足していません(前の版の生データも保存してあります)。記入済みの例は【】を埋めたものです。実測の回はファイルを参照していません(空のフォルダから道具なしで起動し、記録で道具の使用0回を確かめました)
  • 動画編集の場面のメモ: 「1本2万 税込か税別か聞きそびれ」「本格的な開始は12月からの予定 部長の承認待ち」「テロップのフォント 森さんが社内で決めて11/11までに連絡」など、未決の書き方を変えた行を入れました。3回とも、税込か税別かと開始時期を「まだ決まっていないこと」に入れ、「話に出なかったこと」に「修正の回数」を挙げました
  • 今の依頼文の6回のほかの点: 自分の宿題の「送る」は6回とも「お送りする」になり、「納品する」はそのままでした。動画編集の3回は、「森様の宿題」に素材の共有を入れた回が2回(残る1回は「決まったこと」だけ)でした。日付は6回とも「10/27」のようにメモの書き方のまま写し、メモと同じでした。メールの宛名・名乗り・署名は、依頼文で頼んでいないため6回とも付きません。例文1・2に使った出力は、ホームページの1回目(質問に答えた後)です
  • 短く頼んだ回: 依頼文の回と同じ2つのメモ(ホームページの方は「38万(税別)でOK」と書いた前の版。「※」の行を含む)を渡しました。4回とも、件名・宛名つきのメールの形に、日時・出席者の欄と表を入れた議事録を作り、文面の前か後ろに補足の説明を付けました
  • 試していないこと: 【】のまま頼むこと、録音の文字起こしを貼ること、メモが長い(30行を超える)場合、質問を飛ばして先に作らせる返し方、税込か税別かの質問に「決めていない」と答えた場合(「決めていない」と答えたのは修正の数え方の1問だけ・3回)、実際の取引先の反応

この検証の限界: 架空の打ち合わせで回数も少なく、出力はAIの種類・時期・設定で変わります。

更新履歴

  • 2026-10-18: 公開
  • 2026-10-19: 例のメモを、金額の税込・税別を書き忘れた形に替えました。依頼文に「まとめる前にメモの抜けを質問させる」一歩を足し(【】は3つに減らしました)、質問に答える所に「覚えていないことは推測で答えず『決まっていない』と答える」を書き、相手の会社の上の人を「所長様」のように書かせる指示をやめました。依頼文を変えたので、試した結果も今の依頼文で取り直しました

さらに知りたい人へ

AI生成コンテンツに関する開示: 本記事はAI(Claude)が執筆しました。メモと項目の表は当サイトが書いた例です。例文1・2は依頼文の出力に宛名・署名や見出しの行などを足したもので、依頼文の出力例は実際に生成したものです。検証は検証ログの回数の範囲で、ChatGPTでの動作は確認していません。本サイトは広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります(免責事項)。